テレフォンオペレーターの表と裏

「あれ…?このサービスを受けるにはどうすればいいんだ?」
「あっ、間違って違う商品買っちゃった…キャンセルできるかな…?」
このような疑問が浮かんだとき、
自社のサービス・商品を熟知しているカスタマーセンター(以下CC)のオペレーターは、
私たちの心強い味方である。
電話をするとすぐに対応方法を教えてくれるし、
電話を切る際には「お電話ありがとうございました」という丁寧なあいさつまでしてくれる。
CCへ電話する人々の中には、
「とりあえず、CCへ連絡すればどうにかなる」と
思っている人も多いだろう。
私の職場はCCなので、
本当に色々な人からの電話がかかってくる。
そのたびに私も同僚も先輩も後輩も、
丁寧に丁寧に分かりやすいように説明をしている。
…が、しかし、
それは表の顔に他ならない。
電話を切ったが最後、
「こいつ、マジめんどくさい」
「なんでもかんでもCCに連絡してくるなよ、対応できないって」
「自分の都合ばっかり押し付けてくるなよ」
文句の嵐である。
オペレーターにとって、
いわゆるクレーマーという人たちであったり、
対応を提示しても自分都合で納得してくれない人たちであったり、
そういう人たちへの好感度はマイナスなのだ。
あまりにめんどくさい人であると、
ブラックリストにまで載る始末である。
CCをよく利用する人は、
自分からも丁寧な言葉遣いや対応をしなければ、
もしかするとCCのブラックリストに載ってしまうかもしれないので、
十分に留意してほしい。
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