金の査定というと、重さと純度だけで価格が決まると思いがちですが、実は「意外なポイント」が査定に大きく影響することもあるんです。まず見落としがちなのが「金以外の素材が混ざっていないか」という点。特に、見た目は金でも中身が空洞だったり、メッキ加工だった場合は、査定額が大きく下がってしまいます。刻印が「GP(ゴールドプレーテッド=金メッキ)」や「GF(ゴールドフィルド)」だった場合、金としての価値はほとんどないと判断されることもあるので注意が必要です。
また、「使い方の跡」も意外と見られています。たとえばネックレスや指輪に変形や曲がりがあると、再販が難しくなるため減額の対象に。特にブランド品の場合は、傷の有無や輝きの状態によって数千円〜数万円の差が出ることもあります。保管状態ひとつで印象が変わるので、売る前に軽く磨いたり、ケースに入れて持参するだけでも良い結果につながるんです。
さらに、実は「売り手の態度」も査定に影響することがあると言われています。雑に扱ったり、無理な値上げ交渉をしたりすると、査定士も慎重になるもの。逆に、きちんと準備して誠実に対応すると、プラスアルファのサービスや価格を引き出せることもあるんです。
こうした細かい点まで意識するだけで、想像以上に高く売れることもあります。損をしないためには、「自分の金をどう見せるか」がカギになるんですね。